バブルの後から大企業は憧れだった
フォトグラファー、カメラマン、写真家、なんて格好をつけてみても、所詮零細企業、出来ることに限度はあるし、広告代理店、印刷会社の下請け。
好きとか、嫌いとか、感情を入れては撮れなくて、マシンのように仕事をこなす。
大きな企業の、大きな仕事は本当に魅力的で、愛知芸術文化センターの柿落としとか、重要文書のPDF化、タレントがらみの仕事、でもそんなことより最新情報と、その分析結果に触れていられること。
独立して、会社を経営して、とにかく日々取り残されていく恐怖は堪え難かった。
ちょうど、ネットの黎明期、まだSNSは未発達の状態。日本語なんて皆無。
それでも新鮮な情報が欲しくて日々アクセスして、情報を書き込んで今日まで。
いつのまにかネットで自分が検索できるまでになっていた。
だからパーソナルブランディング、自前で売り込める仕組み。